当院にはこんな症状の方が
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先日、全日本鍼灸学会の年一回の学術大会で福岡に行ってきました。最新の情報を学び知識を増やすことはもちろんのこと、美味しい海の幸も満喫することが出来て、頭とお腹と共に大満足の数日を過ごせたスタッフの坪井です :-D
 

前回、四十肩と五十肩の違いについてご紹介しました。五十肩は洗濯物を干す動きや、髪を洗う動きで痛みがでますが、どのように症状は変化していくのでしょうか?今回は五十肩の危険信号から痛みがどのように進行していくのかをご紹介します!

 

五十肩は症状と時期によって、痛みが最も強く現れる急性期、痛みは軽快しているが運動制限が残っている慢性期、運動制限が改善する回復期の3段階に分類されます。

 

五十肩はまず違和感を感じる初期症状からはじまります。なんとなく肩こりがつらい、肩から首にかけて固まっているようでつらいといった症状から、腕を上げたり後ろに回したりといった動きで違和感を感じるようになったら危険信号です :cry:
 

急性期は、炎症を起こした筋肉や肩峰下滑液包の痛みが主ですが、周辺組織に炎症が広がる場合もあり、肩周辺のかなり広い範囲に痛みを感じます。安静にしていても痛みは強く(安静時痛)夜間に激しい痛みがあるのが特徴です。その痛みは肩だけでなく、時に肩から腕にも広がります。

夜間に痛みが強くなるのは、肩が冷えることや、寝ている時に肩に長時間圧力が加わることが原因と考えられています。このような場合、座って腕を下げておくと、痛みが軽減することがあります。枕が低いと思われる方は、少し高くするなど、枕の高さを変えてみましょう!!

また、日常生活で衣服の着脱洗濯物を干す入浴時(体や髪を洗う動作)腕を上に挙げようとする動きによって痛みが出ます(運動時痛)。そのため、肩関節の動きはかなり制限されます。激しい痛みにより精神的にもまいってしまう時期です。

この時期は、安静第一。無理に肩や手を動かさないようにして、重いものを持つなど痛みを誘発する運動や作業を中止します。

しかし、安静が第一が原則ですが、固定したままだと筋肉が固まってしまうので、安静にしすぎるにも注意をしましょう!

 

急性期が過ぎて慢性期になると、安静時痛は消失します。しかし、腕を挙げていく途中で痛みを感じ、肩の動きが制限されています。とくに肩を内や外にねじる動きで制限が残ることが多いです。

 

回復期になると運動制限も徐々に改善して、運動時痛も消失します。 この時期はラジオ体操を行ったり、以前にスポーツをやっていた人は再開するなど、積極的に肩を動かす努力が大切です。

 

五十肩が治るまでどのぐらいかかるかは、人それぞれです。完全に元通りに肩が動かせるようになるには時間がかかるかもしれませんが、苦痛や不便を感じずに日常生活ができれば、治癒と考えてよいです。そうなるまで、痛みが起こってから、早い人で3ヶ月~半年、長い人は1年以上痛みが続く事もあります。中でも運動制限が非常に強い人は、より長くかかる傾向があります :-(
 

もっとも本人は治ったつもりでも、詳しく検査をすると、180度上がった腕が160度しか上がらない、すなわち完全には正常化していないという場合があります。イギリスの論文によると、五十肩の患者さんを3年以上追跡調査した結果、3年以上経過してもまだ関節の動きが正常化していない人が、4%~20%いるともいわれているデータがあります 8-O
 夜間、寝ているときの痛みが出るようになったら、治療をおすすめします。長い間放置しておくと、運動制限が残るので、早めに適切な治療が必要です。

 

次回は五十肩に対する家庭で出来る体操のやり方をご紹介しますので、お楽しみに(*´∀`*)