最近、6歳と7歳の娘と一緒にあやとりをしています。幼稚園で教えてもらったハサミや、自分で考えて箒みたいな形を作って楽しんでいるスタッフの福田です 😀
私は子供の頃に、よくしもやけになり、今でも手足の冷えに悩んでいて、何か良い改善方法はないものかと思っています 😐
ドクターシーラボ「お風呂の入り方の現状に関するアンケート調査」2012年によると、「ほぼ毎日湯船につかる」女性は74%。その目的は「冷え改善」という女性が55%もいました!!
冷え症に悩んでいる多くの人達は、単に寒いとか冷たいだけでなく肩がこる、関節が痛い、手足がしびれる、頭痛がする、便秘がひどい、イライラする、疲労感が取れない、眩暈がひどいなどの不定愁訴も併せて発症していることが多いので、軽視できません!
冷え性の原因は、基礎代謝の低下、ダイエットや偏食による食生活の乱れ、ストレス、ホルモンバランスの乱れ、自律神経のバランスの乱れ、低血圧、貧血、動脈硬化、加齢など様々です。
他にもエアコンなどを多用することにより、体に備わっている神経機能がにぶり、皮膚から脳に「冷たい」「寒い」などの情報が上手く伝達できなくなることもあります。冷えは身体の保温を保つためのエネルギーを運ぶ血流が悪くなる事で起こり、様々な弊害を引き起こす原因となります。
そこで冷えの対策になるのが酵素やショウガです。
酵素の使用方法で効果的なのが酵素風呂です。
酵素風呂は、オガクズの浴槽に身体を埋める温浴法です。オガクズはひのきをパウダー状にしたものを使用するのが一般的です。ここに、薬草や野草から抽出した酵素を加え、自然発酵させて50~70度に温めます。電気やガスを使わず、自然素材を利用したエコなお風呂です。
オガクズは熱伝導率が低いため、50~70度でも体感温度は40度程度で、熱湯のように熱いわけではありません。ゆっくりじわじわと体を温めてくれるのが特徴で、デトックス効果や森林浴効果もあると言われています。
ショウガは、飲んだりお風呂にいれたりと使用方法は様々です。
冷え性体質を改善に、チューブ入りのショウガを常備し、味噌汁やうどん、お茶などさまざまなものに入れ、体の内側を温めます。その後入浴中に使うのは、ショウガのマッサージソルトです。手のひらにとって肌に伸ばし、もみほぐすようにマッサージすると、数十秒後にマッサージしたところがぽかぽかと温かくなってこます。マッサージソルトはシャワーで洗い流してもいいですが、そのまま湯船に入ればバスソルト(入浴剤)にもなります。マッサージとの相乗効果なのか、多少湯船のお湯が冷めていても何度も温め直す必要がなくなります。
また、ショウガ風呂も効果的です。生のショウガ1~2片を皮ごとすりおろし、包丁で細かく刻んだりして、搾り汁ごとガーゼのような布袋に入れ、入浴15分ほど前に湯船に入れます。鍋や煮物などで使った残りを利用すれば、無駄もありません。
他にも、ゆずの皮を使った「ゆず湯」、よもぎの葉の「よもぎ湯」など、日本には季節の食べ物や植物を利用した「〇〇湯」が数多くあります。どれもエコで、温浴効果の高いものが多いです。いろいろ試してみるのは面白いですね 😛
私は夜寝るときに、レッグウォーマーを利用しています。暖かさが持続して、夜は快眠ですよ♪
東洋医学の鍼灸では、冷えの改善にはまずお腹を温め胃腸の調子を整えることからはじめます。いくら手先・指先を温めても、体の中心であるお腹が悪ければ、いつまでたっても治らないからです。ですから、腰や肩の痛みでも大切なお腹には鍼をするんですよ。
東洋医学研究所・冷え性