スタッフの坪井です。最近新しいスノーボード板を購入して、せっせとメンテナンスをしながら冬のゲレンデオープンを待ちわびています 😈
先日、京都大学の山中伸弥教授がiPS細胞(人口多能性幹細胞)の作製に関して、ノーベル医学生理学賞を受賞されたのは記憶に新しいと思います!iPS細胞とは、ある細胞を分化前の状態に戻し、体のどんな細胞にも変化できる状態にした細胞のことです。そのiPS細胞を心筋梗塞やパーキンソン病の治療に役立てる研究が進んでいるそうです!!
先日シンポジウムが開催され、iPS細胞に関する研究報告がされました。
京都大学の山下潤教授は、iPS細胞を心臓の筋肉の細胞に変化させる研究をされています。作製した細胞をシート状にして移植に使うと、早期の心筋梗塞の治療に効果がありそうだと報告されています。
また、同大学の高橋淳教授は、iPS細胞を利用したパーキンソン病の治療について研究されています。パーキンソン病はドーパミン神経細胞が減ることで起こる病気です。iPS細胞から作ったドーパミン神経細胞を、人工的にパーキンソン病にしたサルに移植すると、サルの動きが改善することを報告されています。
今後研究を重ねて、臨床でも活用されるようなになるのが待ち遠しいですね 😀
日本は医学・生命科学研究費への配分が海外に比べて低い為に、予算が少なく研究が遅れているそうです 😥 この受賞により、山中伸弥教授のiPS細胞に関する研究補助が10年間行われます。これを先駆けに、他の研究に対しても補助が増えて、医学の発展が促進されるといいですね 😛
iPS細胞 Wikipedia
脳梗塞 Yahoo!ヘルスケア
http://health.yahoo.co.jp/katei/detail/ST020060/2/
パーキンソン病 Yahoo!ヘルスケア
http://health.yahoo.co.jp/katei/detail/ST020230/2/
日本の医療制度