先日、スノーボードの今シーズン初滑りをしてきました 😀 ゲレンデの滑れる範囲はまだまだ狭いのですが、久しぶりの長距離滑走に大満足だったスタッフの坪井です♪
医学の進歩はめざましく、ノーベル賞を受賞したIPS細胞の発見は、まだ記憶に新しいことと思います。そんな中、日本医療具からも世界初の技術を開発されました!
福井市の繊維メーカーの福井経編(たてあみ)興業さんが、東京農工大の朝倉哲郎教授と共同開発で、直径1ミリの極めて細い絹製の人工血管の量産に世界で初めて成功しました 😛
絹製人工血管の特徴は二つあります。
一つ目に漏れない構造になっていることです。新たな人工血管はニット生地製造のノウハウを応用し、特殊な絹を筒状に加工した上で周囲を別の絹でコーティングしています。
二つ目に血栓ができにくいということです。ポリエステルなどの人工化合物は、硬くて血管本来の伸縮性に乏しいため、血栓ができる恐れがあり直径は6ミリが限度でした。それに対し、絹製の人工血管はしなやかで血栓ができにくいために、極細にできるとのことです。
この血栓ができにくい特性に加え、タンパク質成分が体内の組織と同化し成長するため、子供への適応も期待されています 🙂
細い血管を移植する場合、足の静脈から採取しなければならず、絹製人工血管が実用化すれば大きな意味があります!!
実用化は二年後を目指しているようです。医学の発展がどんどん進み、病気で苦しむ方が一人でも減れば良いと感じます。われわれも医療の水際として、早期発見に努めていきたいと思います。
絹製人工血管の詳細
人工血管適応疾患 http://uttb.umin.ac.jp/sub6.html